約 1,709,991 件
https://w.atwiki.jp/rm96/pages/19.html
ちょっと待ってよ! なんでそーなるの!? 『ペット大集合! ポチたまはこの後すぐ!』って、一緒にやったよ。 Mステのライブの衣装でも、そんなコスプレさせられたし。 それに、美貴もそーなった…。 けど、だからって… だからってさぁ! 何で梨華ちゃんに耳としっぽがついてんのよー! ■ ■ 何か触ったんだよね。 梨華ちゃんのほっそい腰に手を回して抱き寄せようとしたら…。 そしたら…すすっと絡んできて、『なぁにぃ?』って。なんかね、先の方(?)がくすぐるように手を撫でるの。 明日はオフ。だから今日は美貴のお家で甘い時間をすごしていたわけで…。 今梨華ちゃんは…っていうと、美貴を抱いて幸せそうに夢の中。 やわらかい胸の奥から聞こえる鼓動も穏やかで…。さっきまでの激しさがウソのよう。 あー、何がとか聞かないように。 でもね、すっごい愛されてるって感じるんだよねー。だから美貴もがんばっちゃうんだけどねって… ちょっと! 何言わせんのよー! って、美貴、一人で何やってんだろ…。 それはさておいて、これってさぁ… 相変わらず美貴の手の甲をくすぐるそれをぱっと捕まえると、名残惜しいけど、ちょっとだけ体を起こして、そーっと強く握らないように手に触れる毛並みに逆らって撫でてみた。 「ん…」 かすれた声を零して梨華ちゃんが美貴に擦り寄るように身をよじらせる。 思わず手が止まった。 手の中にある長いそれは、ぴたっと美貴の腕に沿うようにくっついて『ダメ』ってたしなめる。 ドキッ! ちょっとまって…。し…心臓に甘ーい痛みが…。 とにかく、そんなお願いを無視して手を進めると、膨らんだのパジャマのお尻に突き当たった。 はぁ…。 がっくし。そう。そうなのね…。 ということは…。 腕枕してくれてた梨華ちゃんの左腕をどかして、代わりに美貴が梨華ちゃんの頭の下に腕を通して胸に抱きかかえる。 それは近づくとすぐに美貴の目に飛び込んできた。薄暗がりの中でもはっきりとわかる三角がぴょこんと二つ。 ついでにと、そっと髪を撫でながらその三角の付け根の後ろを軽くくすぐってみると、 「う…ん…」 美貴の腕の中で梨華ちゃんがふ…と息をついて胸に顔を押し付ける。 うわー! ちょっとぉ! なによー! エロいよーっ! どうしよー! って、マジでどうしよ。 っていうか、とりあえず起こさないとね…。 ごそごそと布団を上げてベッドサイドの灯りをつけると、腕の中には黒いネコ耳としっぽを美貴の腕に絡めた梨華ちゃん。 思わずため息。 『…美貴ちゃん、反則だよ…』 言われた意味がよーくわかった。 「梨華ちゃん…それ反則…」 眺めること早10分。 げんじつとーひチックに思い返してもう一つため息。 とりあえず起き上がった美貴が、梨華ちゃんに膝枕をしてあげてつつ頭を撫でて途方にくれていると、小さくうめく声がした。 「みきちゃん?」 梨華ちゃんが目をこすりながら不思議そうに見上げてくる。 あ゛ーもうっ! そんな目で見ないでよぅ! かっ顔が…あつっ!! 「どうしたの?」 「…うん」 とりあえず理性総動員で平静を装おうと試みる。 にしても、美貴も気づかなかったから、たぶん気づいてないよねぇ…。 当の本人はというと、起きぬけでほけーっとしてるし。 「ねぇ? みきちゃん? 寝れないの?」 って言うと、両腕を伸ばしてうーっって伸びをしたから、なんとなくいたずら心でわき腹を撫でたら… 「うにゃっ」 って丸くなって、ごろんと美貴に背中を向けた。 そして、「くすぐったいよぉ」って、困ったように笑いながら上半身だけこちらに向ける。 やばっ…。まーじーでーやばい! どうしよう……。 すっっっっっっっっごく、かわいい…。 『この間はほんっとうにゴメン! 美貴が悪かった』 『ふぇ? どーゆうこと?』 『とにかくゴメン! よーくわかったから』 『だからぁ。なにが?』 『鏡…』 『鏡?』 『見てくればわかるから』 土下座しました。ハイ。 だってさ、あれはないでしょ。 破壊力抜群だって。 美貴もあーだったのかっていうのは棚に上げても、ねぇ。ものっっっっすごい危機感感じるんだもん。地球滅亡くらいなクラスの…。 「みっ…美貴ちゃーんっ!!」 ドタドタドタドタドタ…。 そうそう…。美貴もこんなだったよね、たしか…。 のーてんきにも、まさか自分がなるとはどっかで思っていなかったらしい梨華ちゃんは、 『どっ! どっ!』 『どりふのだいばくしょー?』 『違うってば!』 『どーしよ! 耳! しっぽ!』 『見ればわかるって』 『もう! なんでそんなに冷静なのー!!』 って、顔を真っ赤にして凄まじいくらいのうろたえぶり。 美貴、ちっとも冷静じゃないですよー。冷静になれるわけないじゃん。ドキドキしっぱなしだよ…。そんなフリでもしてないと……。 しかしながら、自分がなったとはいえ、こーゆーことはこれで2度目。 10分もしないうちに落ち着いた梨華ちゃん。 どーしよーって目をしてしっぽをじーっと見つめている。 本人も気にしてる色黒だからかなんだろうか、黒いしっぽと耳。でも、艶があってほんのり赤いベッドサイドの灯りを受ける黒はすごく綺麗。 本人はお気に召してないようだけど。 「せめて白はダメでもトラがよかったな…」 「いいじゃん。黒で。梨華ちゃんらしくて」 「ええーっ。でもさぁ…」 しゅんって、耳が倒れた。 けど、そんな姿もまたかわいいんだよね。理性総動員中でも自然と顔がニヤついてきそうになっちゃう。 「梨華ちゃん?」 ぽんぽんとひざを叩くと、ぴくっと耳が起き上がって、納得いかないですーって顔をしたままちょこんと向かい合うように美貴の膝の上に乗り、自然と肩には手が。 だから、自然と美貴の手も梨華ちゃんの腰に回る。 しっぽが不機嫌にゆらゆらと揺れてる。右手でそれを捕まえると優しく撫でてあげた。 「綺麗だけどなぁ。宝石みたいで…美貴は好きだよ」 「……そうかなぁ」 「そうだって。それとも、美貴の言ってること…信じられない?」 「うーうん。そんなことないよ。でもなぁ…って…」 舌ったらずな口調。ほんのりと赤く膨らんだ頬。まだちょっと拗ねてる梨華ちゃん。 「…くすぐったい…」 撫でている手の中からしっぽが逃げようとする。 「うそ」 「うそじゃないもん」 「うそだよ。…気持いいんでしょ?」 そしたら、いじわる…って呟いて耳まで真っ赤にしてうつむいた梨華ちゃん。 「すきだよ」 顔にかかった髪を掻き揚げて覗き込むと、強引に視線を絡めたまま、見とれるような黒い綺麗でしなやかなしっぽの先にキス。 そしたら、ふっ…て目を逸らされて、ぺしってしっぽの先でかるーく頬を叩かれた。 「……えっち…」 どっちがだよ…。 理性総動員しても、もう限界。 なんでかネコになってみると、なんかね、なんていうかいつも以上に甘えたくなる。それはよーっくわかる。 けど、今日の梨華ちゃんはいつもと違う。 普段も二人っきりの時は確かに甘えてくれる。でも、二人きりになると、どーしても美貴の方が甘えちゃったりするから、なんだかんだとお姉さんモード。 でも、なんか今は子猫みたいで、無邪気でなんかいじらしい。 ねぇ、どこまでが無意識なの? わざとじゃないよね…? しっぽがするりと手の中から逃げる。 空っぽになった右手を顎にやってついと顔を上げさせると、そのまま頬を包み込みこんで薄く開いている唇に、美貴を唇を近づけた。 「…ダメ」 トンと唇に触れる人差し指。 その指先をパクって口にくわえて、『なぜ』って目で問いかけても、またすっと目をそらしてうつむいて答えない。 「ねぇ?」 どうして? 開放された手でさりげなく頬に添えた美貴の手をとって指を絡める。指先が唇にかすれて触れて、きゅっと戸惑いを浮かべながら唇を結んだ。 悩ましげな表情に押し流されていく理性。 腰に回してる左手であやすように背中を撫でると切なげにこぼれるため息。戸惑う瞳は潤んでいて、そこにはちょっといじわるく笑ってる美貴。 かわされて、じらされて、惑わされて…。 でも、振り回されるのも悪くない。 すーっと、ずっとそれまで肩に置かれてた左手が滑り降りて腕をやんわりと掴む。 背中を撫でる手を止めると、膝の上から降りて、ちょっと横にずれて足だけを膝に乗せたままもたれかかって、右肩にちょこんと頭を預けきた。 「梨華ちゃん?」 ちょっと睨むように見上げてくるその目がなんだかいじらしくかわいくもあり、妖しげに誘っているようでもあり…。 「なぁに?」 「みきちゃん…ずるいよ…。今日はいじわるだよ…」 「そうかな?」 そうだよ。だって、あなたが悪いんだよ? 「あんまりかわいいから、ついついいじめたくなっちゃうんだよねぇ」 「えー。いつもいじめてるのに?」 んーまぁ。たしかに、梨華ちゃんはツッコミどころ満載だからね。だけどさ…。 「いつもいじめてるっけ? 二人でいるときはむしろ梨華ちゃんにいじめられてるほーが…って、いゃひゃいっへ」 むにってほっぺをつねられた。あーあー。耳まで赤くするんなら言わなきゃいいのに。 梨華ちゃんはほっぺから手を放すと、ふーっとため息をついた。 「…先回り…しないで…」 「んー? なんのこと?」 「とぼけちゃってぇ…」 「その言葉、梨華ちゃんにそのまんま返してあげる」 「えー…」って、まだ何か言いたげに唇が開いている。 美貴に思いっきり体重を預けて不安そうに見上げる梨華ちゃんのネコ耳の後ろを撫でると、 「…ん」 くすぐったいよぉ…って、目を細めて小さく肩をすくめた。 そのまま髪を梳くように撫でながら、指を下に下に滑らせていく。 「美貴ちゃん!?」 しっぽがぺしぺしと腕を叩く。 背骨の上をたどってしっぽのせいで膨らんだパジャマのズボンの中に手を滑り込ませると、しっぽの付け根を軽く引っかくようにくすぐった。 「やぁっ…!」 ぴんとしっぽと背中を逸らして掠れた声と吐息が耳にかかり、ぎゅっと腕を掴む手に力がこもる。 目の前が体を走る甘い痛みと弾ける鼓動にくらくらとゆがんでくる。 梨華ちゃんはもたれかかっていた体を起こして、ガツンと一言。 「…エロ大臣」 エ…エロ大臣って… 「ひどっ。なにそれ。梨華ちゃんに言われたくないよ」 「だってぇ…。さっきからさぁ…」 って、ごにょごにょと口ごもり、ズボンの中に入ったままの手首を掴む。 「でも…とりあえず、しっぽ…ちょっと窮屈」 「あぁ、そういえばすっかり忘れた。でもいいじゃん。どーせ結局は脱ぐ…って…いっいひゃいって!」 今度は両手で頬を思いっきりひっぱられた。 「痛いって。梨華ちゃん」 「だってぇ…」 あーわかったから。だから、そんないじけたような目で見ないで。押し倒しちゃいそーだから。 「はいはい。わかったから」 梨華ちゃんもちゃんと穴開けてくれたしね。ハサミを取りにいくのも面倒だったから、というか、この空気を壊すのはイヤなので、足を膝の上から下ろして横座りしてもらうと、梨華ちゃんを思い切り抱き寄せて胸に顔をうずめさせた。 「美貴ちゃん??」 「ちょっとまってて」 とりあえず、パジャマのズボンを少し下ろして、上着のすそを捲り上げる。 そして何気に改めて再認識。 この姿勢、ひっじょぉーにエロいです…。 しっぽの上辺りを少しだけ裂いて穴を開けてあげると、『美貴ちゃん、なんかとってもワイルド』ってお言葉の後に、 「ありがと」 だって。 ごそごそとパジャマのズボンを脱ぎ捨てると、またコテンともたれかかってくる。 上着のすそから伸びる褐色の細い綺麗な足。 いつの間にか指を絡めて繋いでる手。 髪を撫でている指先にうっとりと幸せそうに目を細めて…。 ここまで我慢してる美貴が正直エライなと褒めてあげられるくらい、いつもより200%(当社比)セクシーな梨華ちゃん。 なるほど、あのときの梨華ちゃんの気持ちがよくわかる。 やだなぁ。誰にも見せたくない。今の梨華ちゃん。 明日はお仕事。 何せ美貴にはライバルが多い。こんな梨華ちゃん見ちゃったら…いったいどうなることか…。 はぁっとため息が一つ。あの時してくれたように後ろからだっこした。 「どーしたの? 怖い顔して」 「うん。明日…いくのやだなぁ…って思って」 「どうして?」 「だって、今の梨華ちゃん、見せたくないもん」 肩口に顔をうずめて強く抱きしめる。 「今の梨華ちゃん、存在が反則だから、なんか怖い…。どうにかされちゃうんじゃないかって…」 すると、ふわっと頭に梨華ちゃんの手。ゆっくりとなだめるようにあやすように髪を撫でて…。 「気持ちはすごいよくわかるよ。でも、そういうわけにはいかないじゃない。それに、美貴ちゃん、何事もなかったわけだし」 いや。あった。 「ミケティって飯田さんに言われた」 しまった、って…一瞬そーゆー顔をして、ぴたっと手が止まった。 「ヤグチさんに爆笑されたし」 しかも涙流して…。 「辻ちゃんと加護ちゃんとヨシコには『エロい』って言われたし。安倍さんにしっぽおもちゃにされたし」 絵里ちゃんが引いてましてたよ…安倍さん。 「しげさんがうらやましそうに見てるし、田中ちゃんは動揺するし…。コンちゃんなんか、目…きらきらしてたもん」 愛ちゃんだけがある意味いつもどおりのリアクションだったわけで。 「そういえば、ガキさんは第一発見者だったよね」 「うん。まこっちゃんの鼻血…」 驚きから我に帰った愛ちゃんがティッシュをつめてかいがいしく世話を焼いていた様子が思い返される。 「でも、それはあくまでも美貴だったからなわけで…」 言葉を濁した意味を察したらしく、梨華ちゃんがちょっと唇を尖らせる。 「梨華ちゃんだとシャレじゃすまないよ」 美少女大好きな飯田さんは間違いなく視姦してくるだろうし、ヤグチさんは困ったように笑いながらたぶん真っ赤になって『梨華ちゃん、えっちだー』ってうろたえるだろうし。つじちゃんとカゴちゃんもさすがに真っ赤になって軽くひくだろうな…たぶん。 「美貴ちゃん…。考えすぎ」 「え!?」 呆れ顔の梨華ちゃん。どうやら全部口に出てしまってたみたい。 「だって…。心配なんだもん」 「紺野が目をきらきらさてよーと、しげさんがうらやましがって田中ちゃんが動揺しても、高橋が凍りついてもガキさんがそれをほほえましく見てても…ね」 「うん…でも…」 「ね、たとえよっすぃとマコトが鼻血を出しても」 って言うと、顔だけ美貴に向けて鼻先にチュって…。 「梨華は、美貴ちゃんのもの」 ふつーなら、キショーイってなるところだけど、もう、わけわかんない! かっ…体が…熱い…。 梨華ちゃんはそんな美貴を見てくすくす笑ってる。 あぁーーーっ! もぉーーーーーーーっ! 「やっぱりダメ。梨華ちゃんはお留守番」 「えーっ! なんでーっ!」 「なんでって、ねぇ!」 「怒んないでよ。何でダメなのよぉ」 「だから言ったじゃん!」 「わかんないよ!」 「あーもーーっ!」 「もう! 耳元で怒鳴らないでよぉっ!」 むーって上目遣いでにらみつけてくるんだけど、明らかに誘ってるようにしか思えなくなってくる…。 「みんなを悩殺してどーすんのよ。それは美貴だけにして」 「へ?」 「気が気じゃないんだから…。心臓に悪いよ」 そしたらくすぐったそうに笑った。 「やきもちやいてくれるんだ。うれしい」 こんなやりとり、そういえば美貴の時もしたなーって、なんとなく思い出した。 「よかった。じゃあさ、美貴ちゃん?」 「何?」 「私のこと、守ってくれるよね?」 ちょこんって首を傾げて、すがるような目を向ける。 「当たり前でしょ」 「だったらさ…」 うつむくと繋いでいた手を離して、うにうにと手のひらをもんだり、指先でくすぐったりしながらいじり始める。 「お留守番はやだにゃ~。たいくつなんだもん」 こーなるだろうなって、わかってた。美貴もやりましたから。でも、あーノックアウト。そんな感じ。 「美貴ちゃんと一緒にお出かけしたいな?」 「お仕事ね」 つっこまれてむっと、また唇を尖らせる。 「りーかちゃん。お芝居したって無駄だよ」 「気づいてたの?」 「そりゃそうでしょ。美貴も同じこと梨華ちゃんにしたもん」 あーそっかぁって、ちょっと拗ねる梨華ちゃんに、 「けど、すっごいかわいかったよ」 って、耳元で囁いてすばやく頬にキスをした。 ぱって目を見開いてきょとんとしていた梨華ちゃんの顔がすーっと赤くなっていく。ぐしゃぐしゃと頭を撫でると、体ごとこちらに向けさせた。 そして、真正面からまっすぐに目を見つめて言う。 「わかった。一緒に行こう。ちゃーんと守ってあげるから」 「うん」って、とろけそうな満面の笑顔でうなずく梨華ちゃん。 「だって、梨華ちゃんは美貴のものだもん。誰にも指一本触れさせないから」 「ほんとに?」 「ほんと。じゃないと、美貴がどーにかなりそうだもん」 梨華ちゃんの手がすうっと美貴の首に絡みつくように回る。 「でも、嫉妬に狂う美貴ちゃんも見てみたいかも」 ちょっと! 怖いこと言わないでよ! 「あー。そんな意地悪なこと言うんだ」 「なによぉ。美貴ちゃんだって言ったもん」 確かに言ったけどさぁ…。 「愛されてるって感じ、しない?」 「そんなことないよ。じゅーぶん、愛されてるって思ってるよ」 おでこをこつんって美貴のおでこにくっつけて甘く甘く囁く。 そっと頬を両手で包み込んだ。 「じゃあ、足りない?」 「…うん」 「欲張り」 そして、唇にキス。 「美貴も足りない。梨華ちゃんの全部がほしい」 親指でそっと薄く開いたままの唇をなぞる。 何もかもをあげる。すべてを感じて… 噛み付くようなキスをして、荒々しく押し倒す。 背中に回された腕が切なげに美貴の体を締め付けて、全身をめぐる甘い痛み。 じらされていた分の熱を吐き出すように、体に触れる指先に熱がこもる。 あらわにした胸元に口付けを一つ。 零れ落ちる吐息と掠れた声。 きっと満たされない。だからすべてをあげる。だから全部をちょうだい。 それでもたぶん満たされない。 だけど止まらない。だから愛したい。 もう、どうなってもいいや。 ■ ■ 結局、梨華ちゃんも元には戻らず、そのまま仕事に行くことに…。 で、まぁ、予想通りだったわけで。 飯田さんはじーっと梨華ちゃんを見つめたまま動かない。交信してるのかなとも思ったんだけど、なんかよく見ると視線がこう、たてによこにななめにと…。 矢口さんは来た早々、梨華ちゃんを見て真っ赤になって、 「梨華ちゃん、それ…やばいって! マジで」 と、10分の間で23回。 辻ちゃんと加護ちゃんは飯田さんの後ろに隠れて赤くなってる。まぁ、それはそれでかわいいよね。 「いーなー。いしかわさん」 「「さっ…さゆ!?」」 横の方から聞こえたしげさんと動揺する田中ちゃんと絵里ちゃんの会話は、たぶん、気のせい。うん。美貴は何も聞いてない 。 しっぽにじゃれ付こうとしている安倍さんを目でけん制したら、なぜかガキさんが怯えた顔したし。 コンちゃんのキラキラしたまなざしと、落ちるんじゃないかってくらいに目を見開いてワンダーランドに飛んでった愛ちゃん。 意外だったのはヨシコ。鼻血は出さなかったものの、鼻の下がずーっと伸びっぱなしでニヤニヤが止まらないといった感じ。肩をもまれてるときの一徹さんよりやばい表情。 そして、それは起こった。 「あーっ! おっ…おがわー!」 ヤグチさんの絶叫に全員の目が一点に。 そこには鼻血を出してへにゃっと倒れたまこっちゃんが…。 「あーあ…。悩殺しちゃったみたいだね」 「うん。でも、ここまで予想通りだと…」 苦笑いする梨華ちゃん。 我に帰った愛ちゃんがまこっちゃんの頭を膝の上に乗せて、ティッシュを両方の鼻に詰めたままの頭をよしよしと撫でてる。 あれじゃあさぁ、鼻血止まんないと思うけど…。 「梨華ちゃーん! おまえエロすぎ!」 「真里ちゃん、ひどーい!」 「だってほんとのことじゃんかぁ!」 「えー。そんなこと言ったってぇ」 梨華ちゃんのマユゲがハの字になってくる。 「あー。ほんとはヤグチさんだって、メロメロなんじゃないんですか?」 美貴からの反撃にヤグチさんが耳まで真っ赤になる。 「梨華ちゃんは美貴のものですから。手、出さないでくださいね」 梨華ちゃんを後ろから抱きしめて、とどめにウインク一つ。完璧です。 「んだょ、梨華ちゃんニヤニヤしすぎだぞ!」 だって。 梨華ちゃんは小さくありがとって。 遠くから『そこーラブラブすぎてあっついんですけどー』とか、『ムスメ内禁止だぞー』とか聞こえてくるけど、気にしなーい! で、その次の日、美貴の時もそうだったけど、元に戻った。 どうして戻ったか? ダーメ。教えないよー。それは、ナイショ! (2004.1.13)
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/582.html
340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 22 35 16.58 ID zJVj0Obm0 ゴ ミ 箱 か ら 黒 猫 の 靴 が ク ラ ス 会 議 勃 発 京 介 に 慰 め ら れ る 黒 に ゃ ん 激 怒 し て 犯 人 捜 す 桐 乃 新 し い の 買 っ た か ら 自 分 で 捨 て た な ん て 言 え な い 空 気 395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 08 02 15.23 ID rRcvuUSD0 340 あれは、私のちょっとした出来心から始まり、誤解が連鎖して生まれた悲劇だった 朝、学校で新しく使う上履きを持ってきた時、古いほうをもって帰るのを面倒臭く感じ 教室のゴミ箱に捨てた。 そして掃除の時間に、男子がゴミ箱を倒した。 そこから出て来る私の古い上履き。 「あ」と私は呟き、バレたことを気まずく感じた ざわざわと騒がれる教室 すると瀬菜が私の上履きを拾い上げ、真剣な顔で「先生に報告してきます」と言った 「え?ちょっと、待ちなさい」 そこまで問題視することじゃないでしょう…と焦って、止めようとしたが 「五更さん大丈夫?」「気付いてあげられなくごめん」 と話しかけてくるクラスの女子のせいで止められなかった 帰りのHR 「うちのクラスでこんなことがあるなんて、先生は悲しい」 「……」 まずい、話が変な方向に進んでいる 「もしこのクラスに犯人がいるなら、後で先生のところに来なさい」 その後、職員室で先生に謝ってから、部室に行くと 「よ、よぉ…黒猫。今日は少し遅かったな」 明らかに、動揺した先輩がいた 瀬菜にHRの話をされて勘違いしているようだ 「先輩、一応言っとくけど、私は虐められてなんかいないわよ」 「あ、あぁ。わかってるよ」(黒猫がそう言う性格だということは) 「……大丈夫かしら?」 「ああ、何とかしてやるから、任せとけ」 その晩 「はぁ!?あいつ学校で、そんなことされてんの?」 「赤城妹によると、そうらしい。黒猫はあくまでも強がってるけど」 「ふむ、対応策を練る必要がありますな。取り敢えず探偵を数人雇うでござる」 その後、兄妹が教室に乗り込んできていつもみたいに叫んだり 校内に探偵らしき不審者が、連続して出没したりして大変だった…
https://w.atwiki.jp/dh2ndname/pages/28.html
[投稿情報] 2010年08月10日 05 41 25 お名前 イトー ■二つ名 黒猫禁忌(スティッキーダークネス) ■○お題1(kiri) 花の名前(花、華でも可)が入った名前 薔薇屋敷 柘榴 ■お題1のふりがな ばらやしき ざくろ ■お題1のアピールポイント さいしょkiriさんの誕生花で攻めてやろ うかとおもったけど、無理でした。百合だと か姫林檎だとかコリウスだとか、説おおす ぎ。 で、誕生石のほうは「ロードライトガーネッ ト(薔薇のごとき柘榴石)」一択のようだっ たので、そっち採用で。 ■○お題2(ふきゅう) 苗字に適当な四字熟語の前半2文字 + 名前に適当な3文字の単語をひらがなにしたもの 七転 ゑこう ■お題2のふりがな ななころび えこう ■お題2のアピールポイント 「七転八倒」もしくは「七転八起」 「ゑこう」は「回向」で。 ■○お題3(やまいち) 名字と名前に共通した漢字一文字以上が入る 小鳥遊 小夜 ■お題3のふりがな たかなし さよ
https://w.atwiki.jp/kuronekosoft/pages/16.html
黒猫 SQL Studio で PostgreSQL に接続するには、ODBCを使用します。 PostgreSQL に付属の OLE DB Provider は実装が不十分で使用できません。 黒猫 SQL Studio を起動し、次の手順に従って接続してみましょう。 [データベース]-[ODBCアドミニストレータ]をクリックします。 [ユーザーDSN]タブの[追加]ボタンをクリックします。 ドライバの一覧から[PostgreSQL Unicode]を選択します。 [完了]ボタンをクリックします。 [データソース名]に任意の名前を入力します。 [サーバー名]に接続先のコンピュータ名(ホスト名)を入力します。 [データベース名]に接続するデータベース名を入力します。 [ユーザー名]、[パスワード]を入力します。 [テスト]ボタンをクリックして、接続をテストします。 [保存]ボタンをクリックします。 [ODBCアドミニストレータ]を終了します。 [データベース]-[データベースに接続]をクリックします。 [ODBC接続]タブに切り替えます。 作成したDSNを選択して[接続]ボタンをクリックします。 ご自由にコメントをお書き込みください 「ユーザーDSN」タブというのはどこにあるのでしょうか? -- Help (2007-10-31 17 25 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/685.html
みんなはどのルリ姉が好き? なんかルリ姉がさっきからずっと鏡の前で『一人コスプレショー』してるんだけど…………もしかして、明日デートでもあるのかな? でもさ、こうやって見てて気がついたけど、ルリ姉って意外と衣装持ちなんだよねぇ~……。 ……ってことで、みんなはどのルリ姉が一番好き? 選択肢 得票数 得票率 白猫 6179 (11%) 黒猫(私服) 5238 (10%) 闇猫 5126 (10%) 神猫 4891 (9%) 神猫(でっかい翼) 4890 (9%) メイド服 3993 (7%) ジャージ(割烹着含) 3635 (7%) 黒猫(”夜魔の女王”コス) 2875 (5%) 桃猫 2535 (5%) 浴衣 2264 (4%) 黒セーラー服(新制服) 2215 (4%) 制服 2003 (4%) 巫女猫 1770 (3%) 千葉モノレール乗務員コス 1078 (2%) メガ猫 1002 (2%) スク水 826 (2%) 体操服 825 (2%) 全裸 800 (1%) OL(マツダ広告) 671 (1%) バスタオル(風呂上り) 608 (1%) ビキニ(疑惑のアレ) 390 (1%)
https://w.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/177.html
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 13 18.35 ID 7gETv3M/0 黒猫「……何ですって?」 京介「いや、だから名前で呼んでいいかって聞いてるんだが」 黒猫「急に何を言い出すかと思えば……くだらない」 京介「くだらなくはねえと思うぞ」 黒猫「黒猫とう名こそが私の“真名”よ」 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 15 50.70 ID 7gETv3M/0 京介「……それに関しちゃ理解はしてるつもりなんだがなぁ」 黒猫「そう。なら、今まで通り黒猫と呼んで頂戴」 京介「いやな? 例えば、学校であった時だ」 黒猫「それがどうしたというの」 京介「いや……一般の方々の前で“黒猫”って呼ぶのはさすがに、なぁ」 黒猫「……」 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 18 55.85 ID 7gETv3M/0 黒猫「……っふ、何を言い出すかと思えば」 京介「なっ、良いだろ?」 黒猫「他人が私の事をどう思おうと、私は気にならないわね」 京介「別にお前のことだけを言ってるんじゃねえっての」 京介「あのな、後輩のことを“黒猫”って呼ぶ先輩ってどう思われる?」 黒猫「間違いなく、痛い人間だと思われるでしょうね」 京介「わかってんのかよ!」 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 21 52.94 ID 7gETv3M/0 黒猫「あら、その程度の事象は“眼”を使わなくても簡単に予測出来るわ」 京介「だったら良いだろ? 頼む!」 黒猫「フッ、そこまでお願いされたら仕方無いわね」 京介「! よし、これで一安心d」 黒猫「断固拒否するわ。絶対に厭」 京介「……くっ! こいつ、面白がってやがるな……!?」 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 25 43.96 ID 7gETv3M/0 黒猫「先輩、人に物を頼む時にはどうすれば良いのかしらね?」 京介「……交換条件、ってわけか」 黒猫「ええ。夜の眷属に願い事をするのには、代償が必要なのよ」 京介「……チッ、しゃあねえな。その条件ってのは何なんだ?」 黒猫「そうね……まずは、跪いて足を舐めて貰おうかしら」 京介「名前で呼ぶだけでそんな屈辱的な真似をしなきゃならんのか!?」 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 30 12.67 ID 7gETv3M/0 黒猫「クックッ、冗談に決まってるじゃない」 京介「俺にはマジに聞こえたよ」 黒猫「そうね……それじゃあ――」 京介「……」 黒猫「……っか、帰り道は私を“守護”してもらおうかしら」 京介「ん? 一緒に帰ろう、ってことか?」 黒猫「……」 黒猫「ば、莫迦ね。勘違いしないで頂戴」 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 34 10.61 ID 7gETv3M/0 京介「勘違いも何も……」 黒猫「黙りなさい。そして、聞きなさい」 京介「……」 黒猫「近頃、堕ちた魂の気配が濃密に感じられるようになってきたの」 京介「はぁ、そうすか」 黒猫「これは戦斗の兆し。それに備えるため、私は“力”を蓄えておかなければならないわ」 京介「……なあ、その話長くなりそうか?」 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 37 20.56 ID 7gETv3M/0 黒猫「そのためには、日常に割いている“能力”も制限しておく必要がある」 京介「……だから、俺に一緒に帰れと?」 黒猫「先輩にしては察しがいいわね」 京介「なんだかバカにされた気がするが……まあ、そんくらいなら良いぞ」 黒猫「ほ、本当に……? 偽りだったら、地獄の業火が……」 京介「こんなことで嘘ついてどうするよ」 黒猫「……そ、そう。なら、良いのだけど」 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 41 15.89 ID 7gETv3M/0 京介「部活が終わってからじゃ日も落ちてるしな」 黒猫「ええ。その時間帯こそ、妖が活動的になるわね」 京介「妖云々は知らんが、変質者が出ないとも限らないしな」 黒猫「……そ、そんな輩を恐れる私ではないわ」 京介「そうかい。ま、可愛い後輩の頼みとあっちゃ仕方無い」 黒猫「何を言っているの。頼みごとをしてきたのは先輩でしょう?」 京介「へーへー、そうでしたね」 黒猫「……」 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 44 30.18 ID 7gETv3M/0 京介「そんじゃ、もう名前で呼んでも良いんだな?」 黒猫「何を言っているの」 京介「はい?」 黒猫「私は条件が一つだとは言ってないわ」 京介「んなっ!? それ、ズルくねえか!?」 黒猫「フッ、それが“私と取引する”ということよ、人間」 京介「いや、お前も人間だから」 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 47 29.32 ID 7gETv3M/0 京介「……で、もう一つの条件ってのは?」 黒猫「そうね……何がいいかしら?」 京介「俺に聞くな。っつうか、出来るだけ簡単なのにしてくれよな」 黒猫「あら、どうして?」 京介「どうしても何も、無茶苦茶言われてもどうしようもねーからだよ」 黒猫「そうね。なら――」 京介「あとな、さすがに条件は二つにしてくれよ」 黒猫「……ふん。人間にしては随分と知恵が回るじゃない」 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 51 28.14 ID 7gETv3M/0 黒猫「さっきの、私を“守護”するという条件は、 ベルフェゴールに妨害される恐れがあるから……」 京介「お前、自然に麻奈美のことをベルフェゴールって呼ぶなよ」 黒猫「――決めたわ」 京介「……もう一つの条件ってのは?」 黒猫「……」 京介「? なんで顔が赤くなるんだ?」 黒猫「……き、気のせいよ」 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 21 55 45.89 ID 7gETv3M/0 京介「まあ、いいから条件ってのを言ってくれ」 黒猫「え、ええ」 黒猫「……スーッ……ハーッ……」 京介「……深呼吸しなきゃ言えないような条件って何だよ」 黒猫「――先輩」 京介「――おう」 黒猫「私の頭を――撫でなさい」 京介「……おう?」 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 02 49.25 ID 7gETv3M/0 京介「頭を撫でろって、お前……」 黒猫「勘違いしないで頂戴」 黒猫「夜の眷属は、獣としての姿をとらなければならないの」 黒猫「その姿を晒さないようにするには、かなりの闇の力を必要とするわ」 黒猫「だから、人の姿を維持しつつ力を蓄えるには他者から得るしかない」 黒猫「本当なら色々と手順が必要だけど、私の“力”で先輩の手から吸収するわ」 京介「えっと……つまり、頭を撫でろってことだよな?」 黒猫「……そ、そうよ。悪い?」 京介「……」 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 05 54.02 ID 7gETv3M/0 京介「……あー」 黒猫「……フッ、やはり人間風情には荷が重すぎたかs」 京介「まー、その位ならいいぜ」 黒猫「っ!? そ、そう……なら、良いのよ」 京介「それじゃ、撫でるぞ」 黒猫「っ……!」 京介「なんで固まるんだ」 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 10 22.78 ID 7gETv3M/0 黒猫「……じゅ、術式を展開しているだけよ」 京介「そ、そんなに緊張されるとこっちも緊張するんだが」 黒猫「き、緊張? 誰に対してものを言っているのかしら」 京介「ま、まあいいや」 黒猫「そっ、そうね」 京介「それじゃ……撫でるからな?」 黒猫「そっ、そうね」 京介「……」 ナデナデ… 黒猫「くっ……!///」 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 14 40.26 ID 7gETv3M/0 なでなで… 黒猫「……///」 京介「……黒猫っつうか、借りてきた猫みたいに大人しいな」 なでなで… 黒猫「む、無駄口を叩かないで頂戴……!」 京介「わかったよ」 なでなで… 黒猫「……」 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 16 37.83 ID 7gETv3M/0 京介「……」 なでなで… 黒猫「……」 京介「……あー、もういいか?」 なでなで… 黒猫「……」 京介「……まだか」 なでなで… 黒猫「……」 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 18 54.31 ID 7gETv3M/0 京介「……」 なでなで… 黒猫「……」 京介「……」 京介(……しっかし、コイツ本当に猫みたいだな) 京介(さっきまで緊張してたってのに、 頭を撫でられてるだけでリラックスして目を細めてるし) 京介(信じられるか? “あの”黒猫がだぜ?) 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 21 07.76 ID 7gETv3M/0 なでなで… 黒猫「……」 京介「……」 京介(ここまで猫っぽいと、色々やってみたくなるな) 京介(例えば――喉をごろごろしたりとかは……どうだ?) さわっ 黒猫「っ!?」 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 23 40.77 ID 7gETv3M/0 京介(驚いたみたいだが、まだ目はつぶったままか) 黒猫「……!」 京介「……」 京介(コレ、いけるんじゃね?) 京介「……」 さわさわっ 黒猫「んっ……ふふっ……」 京介「……」 京介(――ヤバい。超かわいいんですケド、こいつ) 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 26 04.02 ID 7gETv3M/0 京介「……」 なでなで… 黒猫「ん……」 京介「……」 さわさわっ 黒猫「……ん~っ……」 京介「……」 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 30 53.68 ID 7gETv3M/0 京介(……っつーか、今の状況ってどうなんだ) 京介(――桐乃が帰ってくるまで黒猫は俺の部屋で待つって言った) 京介(――だから当然、桐乃はいない) 京介(――それに、親父もお袋も出かけてていねえ) 京介(……――つまり、二人っきりってこった) 京介(二人っきりで、ベッドの上で頭を撫でたり喉をごろごろしたり?) 京介(ああ、チクショウ! エロゲにはこんなトリッキーなイベント無かったぞ!) 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 34 17.57 ID 7gETv3M/0 京介「……」 なでなで… 黒猫「……ん」 京介(こいつって、やっぱりかなり可愛いよな) 京介(色は白いし、睫毛も長いし、年下なのに美人って感じだ) 京介「……」 京介(……って、何を考えてんだ俺は!) 京介(ここで何か変な事したら、からかわれるのがオチじゃねーか!) 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 37 57.23 ID 7gETv3M/0 京介「……」 なでなで… 黒猫「……ん~っ」フニャッ 京介(ああ、駄目だ。この表情は反則的なもんがある) 京介(これ以上は……やめといたほうがいいな) 京介「……なあ、そろそろいいだろ?」 なでなで…… 黒猫「ん~?……んふふ……」 京介「……答えになってねえ」 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 41 27.71 ID 7gETv3M/0 京介「も、もうやめるからな!?」 黒猫「……あっ」ショボン 京介「っぐっ……!」 …なでなで… 黒猫「ん~っ」 京介「……」 京介「……俺、なんかもう駄目かもしんねぇ」 ―トタトタトタッ 京介・黒猫「!?」 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 45 13.83 ID 7gETv3M/0 京介「きっ、桐乃が帰ってきたぞ!」ヒソヒソッ 黒猫「あ……わ……!?」 京介「パニくりすぎだろ!」ヒソヒソッ 黒猫「ど、どうすれば……!?」 京介「何もしなきゃいいだけだろ!」ヒソヒソッ ガチャッ! 黒猫「ひいっ!?」 京介「うわバカ、押すな――」 …ドシンッ! 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 50 17.06 ID 7gETv3M/0 京介「……いつつつつ……!」 黒猫「……あぅ」 桐乃「……あ、ああ、アンタら……何やって……!?」 京介「お、おぉ。お前が帰ってくるまで――って……」 黒猫「――っ!?」 京介「と、とりあえずどいてくれないか?」 黒猫「む、無理……! 腰……抜け……!」 京介「驚きすぎだろ!」 桐乃「……」 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 22 55 14.67 ID 7gETv3M/0 桐乃「腰が抜けるようなことを……!?」 京介「いや、それは今お前が驚かせたからであってだな!?」 黒猫「そ、そうよ……!」ワタワタ 京介「おいコラ! 変なトコ触らな……ひょうっ!?」ビクンッ! 黒猫「ご、誤解よ……!」ワタワタ 京介「おほうっ!?」ビクンッ! 黒猫「~~~っ!?」 桐乃「こ、この……」 桐乃「変態共があああアアアアアアアアアアァァァッ!」 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 23 00 01.60 ID 7gETv3M/0 ・ ・ ・ 京介「――というわけで、何もなかったんだって」 桐乃「ホントにぃ? チョーあやしいんだケド……」 黒猫「本当よ。私と、こんないやらしいオスがどうにかなるわけがないわ」 桐乃「散々人をビッチよばわりしておいてさぁ、押し倒すとかありえなくな~い?」 黒猫「……っふ、私を怒らせたら大変なことになるわよ?」 桐乃「邪気眼乙」 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 23 06 28.97 ID 7gETv3M/0 桐乃「……まあいいや。とにかく、あたしの部屋行くわよ」 黒猫「そうね」 京介「――あっ、ちょっと待ってくれ」 桐乃「何? まさかとは思うけど、一緒に来るつもり? キモいからやめてよね」 京介「ちげえっつの。なぁ」 黒猫「? 何かしら」 京介「桐乃達の前じゃ、“瑠璃”じゃなく“黒猫”って呼んだ方が良いのか?」 黒猫「っ!? 莫迦、それじゃまるで――」 桐乃「――あんた達、やっぱりエロい事してたんでしょ!?」 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 23 12 08.56 ID 7gETv3M/0 京介「あ、いや、これはだな……」 桐乃「る、ルリルリって呼ぶぅ……!?」 京介「ルリルリじゃねえって! 瑠璃だ、瑠璃!」 黒猫「人を少し前の萌キャラクターのように呼ばないで頂戴!」 京介「とにかくだな、何もなかったっつーの!」 桐乃「……」 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 23 15 20.94 ID 7gETv3M/0 桐乃「……フン!」 …バタンッ! 京介・黒猫「……」 京介「……と、とりあえず……どう呼べば良い?」 黒猫「……好きにしなさい。こうなってしまっては、どちらでも変わらないわ」 京介「……そうだな」 京介・黒猫「……」 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/12(木) 23 21 05.50 ID 7gETv3M/0 黒猫「……今日はもう帰るわ」 京介「そう、だな。あの様子じゃ遊ぶどころじゃねーだろうし」 黒猫「……明日、なのだけど」 京介「一緒に帰るってやつだろ? わかってるって――瑠璃」 黒猫「っ!……///」 黒猫「……フッ、頭を撫でるのも忘れないで頂戴」 京介「ああ、勿論だ」 京介「……」 京介「――って、頭を撫でるのも続けなきゃいけねえのか!?」 黒猫「……それが契約という名の“呪い”よ……///」 おわり
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/915.html
kirino_kousaka ばんわー kuroneko_daten こんばんは (RT @aninetKaZu 俺の黒猫のバストがこんなに大きいわけがない) kuroneko_daten 呪われたいようね (RT @tassan0428 こんばんは。 今日、初フィギュア買いました♪ 自分へのご褒美?みたいな(笑) http //t.co/8XoFTjzV) kirino_kousaka このカッコでライブやりたい。 kirino_kousaka 「俺の妹P続」第1弾PVが公式HPで公開中~。http //t.co/mRb8zUTz kirino_kousaka 運命の妖精きりりん……? おぉ……この可愛い新キャラはいったい……! kuroneko_daten 動いている桐乃?さんを初めて見たわ……。意外にも機敏ね。 kirino_kousaka ひゅー、こんな可憐なフェアリーがマスコットキャラだったら、超神ゲーに違いない……! (RT @sugimasa1016 俺妹P続は前作を全部こしてなくても大丈夫ですか?) kirino_kousaka ぶっちゃけ、いきなり「続 」からやってもOK。 (RT @takmishima また黒猫姉妹もでるみたいですね!) kuroneko_daten そのようね。妹たちの破廉恥なシーンがないことを願うわ。 (RT @takmishima 限定版に前作とセットになってるものがありますよね~??) kirino_kousaka てか、通常版にも前作ディスクがついてくるっぽいよ。で、二枚組ね。 (RT @Sisxsis 昔iPhoneで僕まかしてるって言ってたけど魔王名教えて) kirino_kousaka きりりん (RT @ability_cry 限定版はどういう仕様?) kirino_kousaka なんか、小冊子がついてるみたいだよ。詳しくはあたしもよくしんない。 (RT @youraku3854 我らはそれを望んでいるんです) kuroneko_daten ロリコンということかしら (RT @TiPPaI69 部屋模様替えしました。 http //t.co/7J0Dy2T8) kirino_kousaka なかなかやるな……てか、そのPSPポーチってレアいやつっしょ。 (RT @kuroneko_r きりりんたちのフィギュア、だいぶ集まってきたよ! http //t.co/P9Iz75TV) kirino_kousaka 奥の黒猫フィギュア、この前NHKデビューしてたよね。 (RT @rusifel 隠しルートってあるんですか?) kirino_kousaka たぶんみんながびっくりするよーなのがあるよ。 kirino_kousaka アニメの録画予約してから寝る。みんなは今期のアニメどれ観るの? kirino_kousaka 今期は妹アニメが多い気がする。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/878.html
登録日:2010/11/04(木) 04 39 22 更新日:2021/11/07 Sun 15 57 19 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 †千葉(せんよう)の堕天聖黒猫†←チバの堕天使www くろにゃん ぼっち オタク クーデレ ゲーマー ゴスロリ ツンデレ ワナビ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 厨二←重症 姉 後輩 松戸ブラックキャット 花澤病 花澤香菜 親友 貧乳 邪気デレ 邪気眼 黒猫 黒猫ちゃんマジ堕天使 ……ハンドルネーム〝黒猫〟よ 黒猫(くろねこ)は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の登場人物。 「黒猫」はハンドルネームで、本名ではない。 声優:花澤香菜 性別:女 年齢:15歳 身長:160cm→155cm(アニメ公式ガイドブック対談ページより) 体重:43kg 3サイズ:77/53/80 高坂桐乃が共通の趣味を持つ友達を作る為に参加したオタク系SNSのコミュニティ「オタクっ娘あつまれー」のオフ会に参加していた少女。 前髪を揃えた綺麗で長い黒髪と真っ白な肌、切れ長の瞳に左目の下には泣きぼくろがある、どこか幽霊じみた和風美人。 薔薇の花びらが付いた真っ黒なドレスに身を包み、赤いカラーコンタクトを付けている。桐乃とタイプは異なるが、どえらい美人。 刺々しい言動から周囲を寄せ付けず、オフ会で桐乃同様孤立していたことから沙織・バジーナに誘われて二次会に参加。桐乃や高坂京介と知り合う。 ドレスは劇中劇である「maschera~堕天した獣の慟哭~」に登場する「夜魔の女王(クイーン・オブ・ナイトメア)」のコスプレ(*1)で、 ハンドルネームもそのキャラの真の姿が黒猫である、という設定にあやかったもの。 同作の大ファンであり、この作品が初対面の桐乃に、 「同じ時間に放送されていた星くず☆うぃっちメルルの裏番組」「オサレ系邪気眼厨二病アニメ」などと扱き下ろされたことで大喧嘩する。 しかしそれがきっかけで友情が芽生え、以降は沙織も加えた三人でつるむようになった。 ざっくり言って厨二病、邪気眼。 アニメと現実を混同したような痛々しい発言が目立ち、口が悪いことと表情に乏しいことも相俟って周囲から避けられており、友達が少ない。 そんなクロい猫どっかにいたような…。 根はとても良い奴で、友達が困っていればぶつぶつ文句を言いながらも色々と行動してくれる。 桐乃に負けず劣らず捻くれており、お互い相手を親友と思いながらも、決してそうは呼ばない。ツンデレとクーデレの中間ぐらい。 コスプレイヤーだが、人に見せるのを恥じらう恥ずかしがり屋さん。 自分に似せて作られたキャラクターが脱がされそうになるだけで動揺してコントローラーを取り落としてしまうほどの恥ずかしがり屋さん。 妹が二人おり、苦労はしているものの、姉として大切に思っている。 妹たちはゲームでは声つきで登場しており、上の妹が日向(ひなた)、下の妹が珠稀(たまき)。担当声優は日向が花澤香菜、珠稀が小倉唯。 黒猫のことは『ルリ姉(日向)』、『姉さま(珠稀)』と各々呼んでいる。 日向は快活で『ちーっす』という挨拶を多用する他、黒猫をからかっては返り討ちにされるお調子者ポジション。 桐乃とは馬が合うらしく、知り合うルートでは『キリ姉』というあだ名で呼び、仲良くやっていた。『この子ただのはなざーさんじゃね?』と言われることも。 珠稀はまだ幼いこともあって、大人しく無邪気な性格。 高坂兄妹どちらとも仲良くやっている日向と違い、京介を『おにぃちゃん』と呼んでなついているのに対し、桐乃には警戒心を露にしていた。 桐乃本人は珠稀が理想の妹なこともあって仲良くしたがっているが、ハァハァ言いながら向かっていくので、結局珠稀が怖がってしまって仲良くできずにいる。 趣味は創作活動で、漫画、小説、後にノベルゲームを手掛けるなど、手広くやっている。 非常に器用で、ゲームが鬼のように上手い。 対戦格闘ゲーム「真妹大殲シスカリプス」ではネット対戦の上位ランカーが操る未解析キャラを、 同じキャラを使って(技を出す際のキャラの動きとボタンを押すタイミングで必殺コマンドを把握して)パーフェクトで下し、世界大会でも上位入賞。 初めてプレイした弾幕シューティングでは一機も失わずクリアするなど凄まじい。 沙織いわく、特に反応速度に秀でていて、難易度8のゲーニッツや梅原大吾を彷彿とさせるらしい。 だが、性格のせいで友達同士でゲームをプレイするのには向かない。 モンハンの協力プレイだけで見ても、友達が素材をはぎ取ろうとしているところを散弾で邪魔して時間切れにさせたり、 大樽爆弾を仕掛けた瞬間を狙って起爆したりと、絶対と言っていいほど喧嘩に発展する。 他にも、シナリオ、イラスト、プログラミング全てを担当する、一時間で6kbの文章を書く、動くネコミミと尻尾のアクセサリーを自作するなど、 桐乃とはまた違った分野で多才なスキルを持つ。 以下ネタばれ 三巻、五巻ではシリアスパートの主役を務め、主に創作に関連した話で活躍する。 自身がやりたいことが人に認められないというジレンマに悩み、三年間コツコツと続けてきた創作よりも、 ずぶの素人である桐乃の書いた携帯小説が大衆に受け入れられるという現実に怨み言を零しながらも友達の作品を取り返そうとする姿から、 彼女がどれほど友達思いなのか、創作に対して真摯に臨んでいるのかが窺える。 読者参加型企画の人気投票では一位を獲得し、五巻は晴れて黒猫ルートとなった。おまいらGJ。 黒猫ルートでは、京介と同じ高校に進学した彼女の高校生活が描かれる。 寂しがり屋なのにコミュ力ゼロの黒猫が、上手く友達を作れず、また京介や沙織と過ごす時間が減ってしまうのではないかという懸念に葛藤し、 悩みながらも京介の手を借りて赤城瀬菜との友情を育むお話となっている。 また、五巻では遂に「五更(ごこう) 瑠璃(るり)」という本名が明かされた。本人曰く「人間としての名前」だそうだ。 桐乃から信じられない内容のメールが来て戸惑う京介の背中を押し、呪いと称してほっぺにキスをした。 PSPゲームでは京介と恋人になるルートが用意されており、続編では恋人になったあとのルートの他、『誰とも恋人にならなかった』後のルートでヒロインを務めた。 続編では成長した二人の妹、京介との娘が登場するエンディングを迎えることになるが、娘の性格が恋人だったのか恋人になったのかでまるっきり変わり、 前者では常識的な性格たが、後者では『黒猫』を名乗る中二病な性格になり、コメンタリーでも突っ込まれている。 なお、後者の娘は3代目黒猫であり、2代目黒猫は珠稀だったという事実も明かされる。 スピンオフ漫画の『俺の後輩がこんなに可愛いわけがない』でも、原作とは違って京介と別れずに、何年後かに京介と結婚する。 2人の娘を持ち、3人目を妊娠中で、珠稀が中二病な性格になってしまったのを義妹となった桐乃に人生相談しようとしていた。 余談。 容姿やスリーサイズの一致、二人の妹、好きなアニメなど、同作者の『ねこシス』に登場する東雲千夜子との共通点が多い。 これは同一人物とも、他人の空似とも取れるように意識的に執筆されているからである。 要はどっちでも好きな方に解釈しろということ。 アニメ化を機に本人や家族の詳しい設定が増えたり変更したりしたため、上記のスターシステム設定は消滅したか限りなく薄くなっている。 「……じゃっ、邪気眼……ででで電波女ですって……? ク、クククク……ついに言ってはならないことを言ってしまったわね……。 あ~あ。かわいそうに、どうなってもしらないわよ……後悔してももう手遅れ。もはやこの負の想念は、私自身にも止められはしない……」 「……いいお兄さんね。とても羨ましいわ」 「違うのよ」 「お願いだから返して頂戴。 ……それはね、私たちの努力が報われないからといって、どんなに悔しくてねたましくて気に喰わないからといって、どうにかしていいものではないのよ。 私のことは幾らでも好きに言うがいいわ、だけど、自分がいままでやってきたことを冒涜するのはやめて頂戴。でないと………………本当に呪い殺すわよ」 「あたしキリノ。マル顔のくせに、読モもやってる超絶美少女中学生(自称)」 「……別に構わないわ。ふん、ネットで知り合った友達なんて、しょせんこんなものなのよ。 そろそろあの女にも飽きてきたところだったし、自分からいなくなってくれてせいせいしたわ」 かわいそうに黒猫は、思いっきりいじけている。 彼女に捨てられた直後の男みてえな言い草だった。 「打ち切られたみたいな言い方はやめろ!」 「私はあなたの妹の代用品ではないわ。莫迦にしないで頂戴」 「そう。『あるべき姿』なんて知ったことかと開き直ってしまうのよ。そうすればもう、葛藤なんてすることもないでしょう? 独りよがりの自己満足? オナニー作品? 知ったことじゃないわね。言いたいやつらには幾らでも言わせておけばいいのよ。 私は私がやりたいものをやりたいようにやらせてもらうわ。畢竟、私にとって同人というフィールドは、自己満足趣味百パーセントの作品を叩きつける場なの。 オナニー作品がつまらないというのなら、超凄いオナニーを見せつけてやるだけのことよ」 「好きよ」 「好きよ……あなたの妹が、あなたのことを好きなくらいには」 「仲間がいれば、私はまだまだ頑張れるのよ。最近分かったことだけど」 「分かったら、早く私の前から消えなさい。今度は自分の妹に、お節介を焼いてくることね」 「おかえり……なさい」 「……何度も言うけど、私は友達が少ないのよ。……ククク……我が〝呪い〟から、逃れられるとは思わないことね」 「好きよ……あなたの妹が、あなたのことを好きな気持ちに、負けないくらい」 「私は――もはや遠慮しない。私がちゃんと納得できるように、私にとってもっとも望ましい結果がもたらされるように、私なりの全力を尽くすわ」 「私と付き合ってください」 余談だが左方のテッラがお気に入り。 また、黒猫の呼び方には多くのバリエーションがあり、 デフォルトの黒猫 桐乃からの罵倒で出てくるクソ猫 エロゲヒロインのような白い服を着た白猫 京介とのデートの際、気持ちとパッドのつまった服を着てきた聖天使神猫 あやせからは京介との交流からエロ猫、泥棒猫 コラボ番宣で天使ちゃんから呼ばれたくろにゃん ダークサイドに堕ちた闇猫 人の名前を覚えるのが苦手な加奈子が言った野良猫 などがある。 ……そんなに追記・修正を切望してもらえて、嬉しいわ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 続Pの黒猫√のEDで「2人目」が生まれることが決まっているあたりそっちの√でも中二病の娘が生まれる可能性あるんだよな。可愛いからいいけど。後珠希大人verが和服着てるのが若干気になった。 -- 名無しさん (2013-11-23 14 46 06) どっちの娘EDでも娘がドン引きするほどのラブラブっぷりを見せてくれたな。 -- 名無しさん (2013-12-13 22 56 51) 一時間で6kbの文章を書くってのは凄いのか?原稿用紙に換算して何枚だろう。 -- 名無しさん (2014-02-02 20 34 03) 1kb=約500もじ -- 名無しさん (2014-02-19 18 32 49) ミス 1kb=約500文字だから、3000文字。原稿用紙8枚ちょい。ぶっちゃけ平均クラス。早い人で1時間8~10くらい。 -- 名無しさん (2014-02-19 18 35 11) 可哀相なヒロインだったな。 -- 名無しさん (2014-02-19 18 47 19) 妹2人の大人CG入れてくれたゲームスタッフGJと思った。 -- 名無しさん (2014-02-19 19 16 28) ゲームPSP版続きの方で生まれてくる子供の性格がルートによって180度違う辺り優遇されてるよな。 -- 名無しさん (2014-07-13 14 50 56) 続き↑確か璃乃の方は母親からの中二病をすっかり受け継いでしまい京介にべったり。悠璃は中二病は受け継がずあくまで夢見がちな女の子という程度に留まる。京介にもそこまでべったりじゃない。でも両方の共通点は「桐乃になついていない」点だろう。 -- 名無しさん (2014-07-13 14 57 30) ↑ちなみに祖父(おそらく大介)からも溺愛されている模様 -- 名無しさん (2014-07-13 17 30 50) 妹たちはすごく残念に思ったろうな。 -- 名無しさん (2014-07-19 00 43 50) ↑珠希ちゃんは若干染まってしまったけどね -- 名無しさん (2014-07-19 00 52 00) 瑠璃?!瑠璃なのか! -- 名無しさん (2015-03-14 09 54 51) PS3の方のゲームでは五更瑠璃のキャラとして天使NORRMAL、厨ニTRUEルートで救われたね -- 名無しさん (2015-03-26 03 27 55) 本編では一番弄ばれたキャラだよな……口でどう言いつくろおうが、内心では妹の代用品扱いだったわけだし。 -- 名無しさん (2015-07-30 16 55 10) 一度は京介とくっ付いたのに桐乃への友情を優先した結果、悲惨な結末を迎えてしまった不憫な子…ほんとに口直しにPSP版プレイを推奨だよな。 -- 名無しさん (2016-01-03 01 12 00) しかし他のキャラの株大暴落に比べれば不快化もせず退場できただけ勝ち組 -- 名無しさん (2016-01-17 13 53 28) 黒猫はスピンオフの俺の後輩でも黒猫√で終わったし、ゲームでも2人の子供やウェディングドレスが見れたりと原作以外の所で優遇されて救われている感じだね -- 名無しさん (2016-04-04 04 05 40) 彼女は(お前の知ってる)瑠璃では無い。一応。 -- にゃか (2016-05-03 07 12 08) まさか、Eマンガ先生にでてくるとはw -- 名無しさん (2017-05-29 17 43 23) 漫画版の高坂瑠璃がめっちゃ幸せそうで涙出る。 -- 名無しさん (2017-05-29 18 34 48) 貧乳扱いされてるけどある3サイズ計算スクリプトによると意外と普乳くらいはあるんだよな -- 名無しさん (2017-08-14 18 51 35) 俺妹のヒロインでは見た目は一番可愛いと思う -- 名無しさん (2017-08-15 04 01 10) 新しいポケモンのアニメで京介と親子になる模様 -- 名無しさん (2019-11-14 15 03 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/toho/pages/4187.html
黒猫のスカート - Le Chat une jupe サークル:Golden City Factory Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length 01 黒猫のスカート - Le Chat une jupe Kiyoma ? 真優 東方妖々夢 遠野幻想物語 [-- --] 詳細 博麗神社例大祭7(2010/3/14)にて特典頒布 イベント価格:0円 ショップ価格:なし レビュー 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/269.html
(2011-01-27) 「俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル」本日発売!! (2011-01-25) 「俺の妹P」も、とある人気アクションゲームとコラボするらしいわ。 (2011-01-23) 『とある魔術の禁書目録』×『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のコラボラッピングバスが走っているらしいねー。 (2011-01-21) 黒猫フィギュアが予約開始だってさ (PSP)私のオススメの攻略順序は、加奈子ルート→あやせルート→桐乃ルート→その他よ (2011-01-19) あー、あんた、あたしに同じ学校に入学して欲しいんでしょ? (2011-01-14) 俺の妹(ラジオ)第11回が配信開始! 「週刊俺の妹P」も、新しい記事が公開されているわ。 (2011-01-13) figma高坂桐乃、近日発売! オリジナルサウンドトラック発売! (2011-01-11) 妹という生き物は、お兄さんの下着をかいでしまうものなのかしら? (2011-01-07) 加奈子を攻略した気になったまま学校行っちゃって、やばかったょ。 (2011-01-06) 黒猫さんが入・浴ッ!! だって!! わっしょいktkr!! (2011-01-01) あけましておめでとう!